校長のひとこと

2023年9月の記事一覧

一生懸命はかっこいい

 9月21・22日は、体育大会でした。生徒会が企画した今年の大会の中で、私は2つ大きなヒットがあったと思います。ひとつはソフトボールの優勝チームとエキシビションで教員チームが対戦したことです。若い教員集団の学校であればよくある企画ですが、本校は平均年齢が高い教員集団なのでなかなか実現しませんでした。しかし、今年は生徒会のこの要望に、教員十数名が応え、参加したのです。もっとも、思うように体は動きません。打てない、投げられない、走れないといったメンバーに対し、本校生徒は優しいものです、多少の手加減を加えながら互角にゲームを進め、10対9で生徒チームが勝利しました。会場は大いに盛り上がりました。動けないながらも大きな声を出しながら一生懸命プレイする先生の姿に、多くの生徒が喜び拍手を送ったからです。
 もうひとつは、2日目の午後にリレー競技を設けたことです。リレーは小学校の運動会の花形競技です。クラス代表の生徒が走り、全校生徒がそれを応援することができました。球技だとどうしても周りで応援できる人数が制限されますが、陸上競技は本校のグラウンドが広いので全校生徒で応援できるのです。一生懸命走っている生徒たちに皆で応援する光景は、コロナ禍でしばらく見られなかったものでした。ようやく学校が戻ってきたなあと実感したところです。
 生徒も先生も一生懸命動く姿はかっこよく、周りも応援しがいがありました。そんな大会を企画・準備した生徒会の皆さんに感謝です。

インターハイのお礼

 先日、令和5年度全国高等学校総合体育大会空手道競技大会(インターハイ空手道2023)の事務局を担当された方々が、大会成功のお礼に来校されました。大会当日の運営に関わった本校の関係者へのお礼のほか、事務局の方は、6月に本校生徒十数名が温室に植えた花がきれいに育ち、大会会場の恵庭総合体育館に設置されたプランターとして大会を大いに盛り上げてくれたことを喜んでいました。花植のボランティアとしては期待していた以上に人数が集まったこと、非常に熱心に花植作業をしてくれたことなど、地道な事前作業をここまで丁寧にしてくれた本校生徒を大変褒めていました。
 こうした光景は、本校関係者の私たちにしてみれば校舎の前庭の花植などでよく見られる光景ではありますが、一般の方にとっては素晴らしい高校生として評価してくれたようです。
 校長としては、また本校生徒のよさを実感した、うれしい瞬間でした。