校長のひとこと
インターハイのお礼
オペラ座の怪人
校歌
手前味噌ですが、本校の校歌は素晴らしいと思っています。もちろん、私がこれまで勤務してきた、「文化の潮わくところ」の留萌高校、「風かがやかし丘の上」にある小樽桜陽高校、「暑寒の峰を遠く見て」いた岩見沢西高校、「青雲に大志をえがく」白老東高校、「郷土豊かに拓く」恵庭北高校と、どの学校の校歌も、素晴らしいと思っています。
たいてい1度聞いただけではそれほどと思わないものの、不思議なものです、校歌は集会で何度も皆で歌うたび、だんだん愛着がわくのでしょうか、素晴らしいと思えてくるのです。
しかし、ここ3年間は、コロナ禍の関係で集会そのものもできず、校歌を歌う機会がありませんでした。ほとんど歌わずに卒業した生徒が多かったことは、仕方がないこととはいえ、大変残念なことです。なので、今年からは全校集会があるたびに、できるだけ校歌を流し、少しでも多くの生徒が歌えるように、としました。最初の始業式では生徒はほとんど歌えませんでしたが、最近の壮行会では、ようやく生徒の歌声が聞こえだしました。うれしいですね。
この調子で、生徒諸君がどんどん大きな声で歌えるようになり、卒業式ではもちろん、卒業後も仲間で集まったときに歌い続けてほしい、そう思います。(^o^)/
花は咲く
先日、高体連等地区大会の壮行会が、4年ぶりに体育館で開かれました。各部が大会出場に向けて決意表明したのですが、真面目な挨拶からユニークなパフォーマンスまで、各部の性格がよく出ている実にさわやかな壮行会でした。
このパフォーマンスも、面白ければ面白いほど盛り上がるのですが、そう簡単ではありません。例えば、大受けしたとしましょう。それで試合に勝てばいいのですが、負けると「ふざけた罰が当たった」と言われてしまいます。逆に固くやったとします。これも勝てばいいのですが、負ければ「あれだけ固ければ、試合も固くなってしまった」と言われてしまいます。要はそのチームに見合ったパフォーマンスと試合ができればいいのですが…。
私は、理屈っぽく考える必要はないと思っています。普段、こつこつと練習を重ねながら仲間とチームワークを作っていけば、自然とチームの雰囲気ができあがり、その延長線上で決意表明というパフォーマンスができあがるものだと思っています。仲間と作った雰囲気を大事にして大会に臨めば、最後には「花が咲く」のではないでしょうか。
私はそんな思いで、校長激励として「花は咲く」を歌いました。思いは届いたかな?
オイくんからのメッセージ
先日、私の初任校時代の教え子オイくん(仮名)から、「先生、お元気ですか?」というメッセージをもらいました。30年ぶりです。ちなみにオイくんは、私が担任した生徒ではありません。ただ、私が担任したクラスにはオイくんの友人が多くおり、しばしば私のクラスに来ていました。
この友人たちは、実にやんちゃな連中でした。しかし、結束力も強かったので、学校行事も勉強も常にトップクラスでした。定期考査の1週間前、集団で私の家に来て勉強会を勝手に開き、夜遅くまで付き合わされたものです。オイくんもそんな一人だったのです。
そんなオイくんも50歳、旭川で会社の社長を務めているとのこと。オイくんが用事で札幌に来たので、一緒に食事することになりました。思い出話に花が咲き、楽しい時間を過ごしました。
オイくんには「先生にお世話になった」と繰り返し言われましたが、私としては、ただ無我夢中でやっていただけで、彼らに何一ついいことなんかした覚えはないのです。しかし、彼らなりに何かを学び、今や社会に出て活躍できているんですね。
教員の仕事は、よかれと思っていろいろ言っても子どもに通じず苦労しますが、一方では、たいしたことは言わなくても、あるいは無言でも、子どもたちの励みになることもあります。オイくんとの食事は、それを改めて実感した、本当に楽しい時間でした。
教職も決して悪い仕事ではないかな(笑)
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