恵庭北高News
恵庭北高News
見学旅行1日目
12/11 2学年が沖縄へ見学旅行に出発しました。無事に沖縄に到着し、沖縄平和祈念資料館を見学しています。今日の気温は24度でとても暑いそうです。生徒達からは笑顔が多く見られています。
「校長のひとこと」を更新しました
税に関する作文
12/7 下出恭平君が税に関する作文「この公園と税の関係」で見事受賞し、札幌南税務署署長より表彰式が行われました。普段何気なく使用している公園が税金で運営されていることを知り、税金の種類や使われ方について学ぶ良い機会となりました。将来は税務署職員を目指しています。今後も夢に向かって頑張ってほしいと思います。
恵庭市の地域FM放送e-niwaに出演しました
12月5日(火)18:30~19:00、恵庭市の地域FM放送e-niwaの番組「街角パワー」に、校長と本校生徒会役員の生徒たちが出演しました。
学校祭オープニングの再現やインタビュー等で、本校の様子を伝えることができました。
再放送は12日(火)18:30からありますので、聞き逃した方は是非聞いてください。
探究チャレンジ発表会(1学年)
12/4(月)島松駅周辺における課題発見から解決方法について、グループ学習を通して考える探究活動の発表会が行われました。生徒一人一人が積極的に意見を出し合いながら、連日準備を進めました。発表の時には、視覚的に工夫されたスライドを作る事もできました。主体的な姿勢で地域について考える良い機会になったと思います。
緊急のお知らせ
現在、緊急の連絡はありません。
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未来の地域防災を担う高校生たちへ—「防災体験学習プログラム」の挑戦
11/14
災害は「誰かの問題」ではない災害に関するニュースを見るたびに胸を痛める一方で、「自分には関係ない」と感じる高校生は少なくありません。しかし、いざ災害が起きたとき、地域を支えるのは行政だけではなく、その地域に暮らす一人ひとりです。いま求められているのは、「助けられる側」ではなく「共に助け合う側」になる力です。そのために、本校の生徒たちが挑むのが、体験と探究を組み合わせた防災教育プログラムです。高校生が「防災の当事者」になる日このプログラムが目指すのは、単なる知識の習得ではありません。本当に災害時に行動できる人を育てるには、頭で理解するだけでなく、体で感じ、心で考える体験が必要です。「防災は“やってもらうもの”ではなく、自分たちが“やるもの”なんだ。」そう気づくきっかけをつくるのが、この防災体験学習です。行政×学校の連携で実現した「本物の学び」令和7年11月11日(火)、12日(水)、3年生6クラスを3クラスずつ2日に分けて実施した防災体験学習プログラム。講師を務めるのは、恵庭市総務部危機管理参与の谷口和三氏です。市の防災計画の最前線に立つ専門家から直接学ぶことで、生徒たちは“教科書に載っていないリアルな防災”を体感します。授業の冒頭では、地域のハザードマップや過去の災害事例をもとにした講義。「自分の通学路に潜む危険は?」「もし学校が避難所になったらどう動く?」そんな問いが、生徒たちの中に現実感を生み出していきます。災害対応を“ゲーム”で体験する—「Do HUG」Do HUG(Do はぐ)講義のあとは、「Do HUG(避難所運営ゲーム)」というユニークなシミュレーション。生徒は避難所の運営担当者として、次々と訪れる避難者を校舎の図面上で受け入れていきます。カードには、年齢、国籍、病気、ペットの有無などが書かれており、「誰をどこに配置するか」「どうやってプライバシーを守るか」といった難題に直面します。「誰かを優先すれば、誰かが我慢する。」そんな現実的な葛藤を体感しながら、生徒たちは「命を守る判断の重さ」と「多様な人への配慮の難しさ」を学びます。実践スキルを磨く3つの訓練ステーション段ボールベッド制作体験の後半では、災害時に役立つ3つの実技訓練が待っています。
段ボールベッド製作:避難所での衛生と快適さを守る工夫を体験。
新聞紙スリッパ製作:限られた資源の中で安全を確保する知恵を学ぶ。
簡易トイレ見学:衛生問題がいかに命に関わるかを知る。
一見シンプルな作業の中に、命を守るための発想と連携の重要性が詰まっています。災害対策用プライベートルーム・簡易トイレ食べて気づく、「防災は人の多様性と向き合うこと」最後は、非常食の試食体験です。ここで用意されるのは、通常のメニューに加え、アレルギー対応食(和風リゾット)。それは、単なる配慮ではありません。「災害時でも、すべての人が安心して食べられる環境をどう作るか」という、共生社会の本質を考えるきっかけとして設計されています。学びを「探究」へつなげるためにこの体験学習は、ここで終わりません。体験の中で生まれた「なぜ?」「どうすれば?」という問いをもとに、後半の探究学習フェーズへと進みます。「自分たちの学校が避難所になったらどう運営する?」「地域で足りない備えは何だろう?」体験で得たリアルな感覚を出発点に、生徒たちは現実的な解決策を考え、形にしていきます。「防災を自分ごとにする」という最初の一歩この防災体験学習の真の目的は、「知識」ではなく「意識」を変えることにあります。避難所での判断に悩み、手を動かし、誰かの立場に立って考える——その経験こそが、災害時に動ける人を育て、地域を守る力になります。防災教育の未来は、「教える」から「感じて考える」へ。恵庭市の高校生たちが、その第一歩を踏み出しています。
恵庭北高校公式note、始動― 地域とともに、行動する学びへ ―
11/12
はじめまして。北海道恵庭北高等学校です。このたび、本校の教育活動や生徒の挑戦をより広く発信するため、公式noteを開設しました。最初の投稿では、今まさに動き出している本校の新しい学び――「恵北MA+CHプロジェクト」について紹介します。このプロジェクトの核にあるのは、「課題を自ら見つけ、自ら動いて解決する」学びです。生徒たちは、与えられたテーマを調べるのではなく、地域の現実に踏み込み、自分たちの問いを立て、行動を通じて答えを探しています。1.「恵北MA+CHプロジェクト」とは地域の中に問いを見つけ、自らの手で答えを創る教育実践。この取組は、北海道教育委員会が推進する「北海道MA+CHプロジェクト(地学協働まちづくり推進事業)」の一環として実施されています。目的は、学校と地域が協働して「持続可能なまちづくりに貢献できる人材」を育てること。本校では次の2つのスクール・ミッションを柱としています。
向学心や探究心を持ち、進路実現に向けて自律的に学ぶ生徒の育成
変化する社会に対応し、他者と協働して課題を解決できる生徒の育成
つまり、学ぶことを「誰かに教わるもの」から「自分で動かすもの」へと転換する挑戦です。2.地域連携のエンジン:「北高コンソーシアム」生徒の探究を地域全体で支える仕組み。地域課題の解決には、多様な知恵と実践の場が必要です。そのため本校は、行政・企業・大学などが協働する「北海道恵庭北高等学校MA+CHプロジェクトコンソーシアム(通称:北高コンソーシアム)」を設立しました。コンソーシアム会議の様子専門的な立場から生徒の探究に伴走し、調査先の紹介や助言、フィールド提供など多面的に支援していただいています。【国際理解】
北海道文教大学国際交流センター
恵庭市企画振興部企画課
【医療・福祉】
恵庭市在宅医療・介護連携支援センター
恵み野居宅介護支援事業所
【地域企業】
株式会社サンガーデン
株式会社玉川組
【地域課題】
恵庭市企画推進部まちづくり拠点整備室まちづくり推進課
恵庭商工会議所
【芸術・表現】
恵庭すずらん踊り保存会
株式会社あいコミ(FM e-niwa)
【教育・スポーツ】
北海道文教大学
北海道ハイテクノロジー専門学校
恵庭市保健福祉部健康スポーツ課
3.教室から地域へ:3年間の「地域探究学習」“課題を見つける力”と“動いて形にする力”を3年間で育む。本校の地域探究学習は、3年間のストーリーをもって構成されています。教室での学びを出発点に、現場で課題を見つけ、検証し、解決の糸口を探るプロセスを体験します。● 1学年:地域(恵庭市)を知ろう! “調べる”ではなく、“問いを立てる”姿勢を育てる
テーマ: まちの「ギモン」について探る
ねらい: 自分が生きる地域を知り、課題を自分ごととして考える
● 2学年:地域(恵庭市)と私 机上の考察から、社会と対話する実践へ
テーマ: まちの課題を解決し、魅力的なまちづくりについて探る
ねらい: 社会の仕組みを理解し、課題を主体的に捉える
● 3学年:地域(恵庭市)の未来を創造する 学びを行動に変える「地域人」へ
テーマ: 自分の進路と地域のつながりを考え、自分にできることを探る
ねらい: 地域の将来に積極的に関わり行動できる「地域人」となる
生徒たちは、ファイターズの2軍誘致、すずらん踊りの継承、まちの交通、防災、観光振興など、身近な現実を題材に「自分に何ができるか」を考え、試行錯誤を重ねています。4.アクションで学ぶ:フィールドワークの現場から地域で出会い、考え、行動する“リアルな学び”。フィールドワークでは、生徒たちが自ら立てた問いをもとに、関係機関や企業を訪問します。「なぜこの課題が生まれているのか」「現場ではどんな努力がされているのか」――問いを携えて歩くことで、地域の実態を自分の目で確かめます。現場でのインタビューや調査を通じて、地域の方々から真剣な答えが返ってくる瞬間、生徒たちは“教科書にない学び”を体感します。思考が行動に変わり、行動が次の問いを生む――その循環こそが探究の本質です。フィールドワークにおけるインタビューの様子【ご協力いただいた訪問先事業所・団体】恵庭商工会議所/NZ協会/恵庭すずらん踊り保存会/恵庭市リサイクルセンター/恵庭市焼却施設/恵庭市遺族会/夢想館/島松神社/しままつ鳴子まつり実行委員会/島松公民館/JA道央/ワークスタジオ恵庭/恵み野ケアサポート/ラ・デュース恵み野デイサービスセンター/こがねデイサービスセンター/シャロームめぐみの/グループホームすずらんの家/グループホーム北のくにから/恵み野病院/恵庭第一病院/島松病院/ラーメン華門/セブンイレブン恵庭島松東店/ダイイチ恵み野店/北海道文教大学/日本医療大学/北海道ハイテクノロジー専門学校/恵み野中学校/恵北中学校/恵み野小学校/島松小学校/恵庭小学校/あいおい子ども園/自衛隊札幌地方協力本部恵庭募集事務所/恵庭市基地・防災課/恵庭市幼児保育課/恵庭市子ども政策課/えにわっこ応援センター/恵庭市花と緑・観光課/恵庭観光協会/道の駅花ロードえにわ/恵庭市農政課/恵庭市企画課/恵庭市立図書館/恵庭市まちづくり推進課/恵庭市財政課/恵庭市社会教育課/恵庭市商工労働課/恵庭市介護福祉課/恵庭国際交流プラザ/恵庭市健康スポーツ課/恵庭市教育総務課/恵庭市総合体育館/恵庭市スポーツ協会/恵庭市バスケットボール協会/恵庭市廃棄物管理課/恵庭市脱炭素推進課/恵庭市生活環境課5.これからの恵庭北高校にご期待ください生徒が動き、地域が動く――学びがまちを変える。「恵北MA+CHプロジェクト」は、単なる教育プログラムではなく、生徒一人ひとりが地域の未来を創る当事者となるプロセスです。彼らは今、地域社会の中で問いを立て、行動し、考えを磨いています。学校だけで生徒を育てる時代は終わりました。地域全体が学びの場となり、生徒の行動が地域の変化を生む。それが、恵庭北高校の目指す「地域と共にある学校」です。今後、この公式noteでは、生徒たちの探究の軌跡や成果発表会の様子を随時発信していきます。「行動する学び」を合言葉に、地域とともに歩む恵庭北高校の挑戦にご期待ください。
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